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テレビの種類と選び方〜目次〜(クリックすると各項へ飛びます) ■今までのテレビ(4:3テレビ)とワイドテレビの違い ■ブラウン管テレビ/液晶テレビ/プラズマテレビの特徴 ■その他のテレビ(液晶プロジェクションテレビ/DLPテレビ/薄型ブラウン管テレビ) ■テレビメーカの特徴 ■テレビメーカ毎テレビの種類一覧 ■モデルチェンジの時期 ■ハイビジョン対応とフルスペックハイビジョン ■テレビを選ぶポイント ■ブラウン管テレビの選び方 ■液晶テレビの選び方 ■プラズマテレビの選び方 ■BSやCS放送を見るためには ■CATVはとっても便利でお得? ■不要なテレビの処分方法 >>HOMEに戻る ■今までのテレビ(4:3テレビ)とワイド画面テレビの違い ●ワイド画面 もうほとんどの方がご存知かと思いますが、これまでのテレビ放送の画面は横と縦の長さの比率が4:3でした。これからのデジタル放送は全て16:9の横長の画面サイズになります。では4:3のテレビで16:9の放送を見るとどうなるか?補正機能の無いテレビでは上下が黒く表示されちゃんと16:9の映像が写ります。ただし画面はとても小さくなってしまうので最初は見難く感じるかもしれません。 画面サイズの比較はこんな感じです。 ●29型とかワイド36型とか42V型って何? 数字は画面の対角線の長さ(インチ)を表します。 カタログなどでは 4:3テレビ・・・・・・・・・・・・・・・・ただの数字 29型、37型等 ワイドブラウン管テレビ・・・・・ワイド+数字 ワイド36型、ワイド32型等 薄型テレビ・・・・・・・・・・・・・・・ワイド+数字+V ワイド42V型、ワイド37V型 (「ワイド」は省略されることもあります。) 薄型テレビ(液晶やプラズマ)は何故「V」という文字がつくのでしょうか? このVという文字はビジュアルサイズといって薄型テレビのように純粋な画面大きさを示すものに付けられます。 ブラウン管を使ったテレビの場合は、ブラウン管自体の大きさを表します。そしてブラウン管の周囲に黒い枠があって実際に画面が表示される面積はサイズより一回り小さくなります。これに対して薄型テレビの場合は、実際に表示される部分を計測してそのサイズを表しています。従って33型と33型Vでは33型Vのほうが大きな画面になります。 ↑上に戻る ■ブラウン管テレビ/液晶テレビ/プラズマテレビの特徴(この記事は2005年12月のものです) それぞれの技術的な方式、原理等の解説は難しいので略しますが興味のある方はカタログやホームページでご覧下さい。 ●ブラウン管テレビの原理 モノ知り科学博覧会http://www.monoshiri-kagaku.com/kagaku/shikumi/TV/TV.htm ●液晶ディスプレイの原理 シャープホームページhttp://www.sharp.co.jp/products/lcd/tech/index2.html ●プラズマディスプレの原理 ナノエレクトロニクス http://www.nanoelectronics.jp/kaitai/pdp/3.htm 暮らしの中の電気知識 http://home.s00.itscom.net/large/ELEC/plasma/ 各テレビの特徴を私の個人的見解も含めて説明します。 ●ブラウン管テレビの特徴 ブラウン管テレビの特徴はなんといっても価格の安さでしょう。ディジタルハイビジョン対応テレビでも同じサイズの薄型テレビに比べて価格は1/2〜1/3程度。また画面の見易さもドット単位で表示される液晶テレビやプラズマテレビに比べて見やすく、また動画に対しても追従性が良いので目にやさしいと思います。 しかし、平面テレビに比べて(体積的に)大きいため大画面化が難しいことがデメリットとしてあります。 ●液晶テレビの特徴 液晶テレビはパソコンのディスプレイとして発展してきた液晶パネルをテレビの表示に使用したものです。 発売当初は ・画面が暗い ・目が粗い ・動きが鈍い ・視野角が狭い ・すぐダメになる(暗くなる) など、とても他の方式にかなうものではありませんでした。 ところが、これらの欠点はどんどん改良され、・場所を取らない ・低消費電力 ・大画面 といった良い点もあって、今やテレビの代表的方式になりつつあります。また高解像度化により2005年秋、ついにフルスペックハイビジョン対応l機種が発売されました。 ただし、やはりブラウン管に比べる高価ですし、メーカーや機種によって性能の差が大きいので購入の際には相当念入りな調査が必要です。(この下のほうの液晶テレビの選び方も参考にして下さい) また液晶テレビは液晶パネルの原理上、動画の大きな動き、素早い動きに対する反応(動画の追従性とか応答速度と呼ばれます)が鈍くスポーツ番組には向かないようです。あと機種にもよりますが、テレビゲームのように画面を操作する場合に遅延が起こるものもあります。 ●プラズマテレビの特徴 プラズマテレビは元々パソコン画面等を拡大表示するための表示装置として利用されてきました。明るさ、発色性能の良さからテレビとして発売されても大変好評です。しかし、・消費電力が大きい ・重い ・ファンが付いていてうるさい ・非常に高価 ・大画面化に限界がある(表面のガラスは一枚板で歪みが許されないので) という点からやや液晶テレビにおされ気味でしょうか。また画面の焼き付きやすいので長時間同じテレビゲームをやったり、4:3画面の放送ばかり見ていると画面が焼き付いてしますので注意が必要です。 それでもいつかは欲しい・・・ってくらい綺麗な映像ですよね。 個人的にはブラウン管が好みなのですが・・・・・・やはりこれからは液晶かプラズマでしょうか? 各方式の長所、短所を簡単な表にまとめます。
↑上に戻る ■その他のテレビ(液晶プロジェクションテレビ/DLPテレビ/薄型ブラウン管テレビ) (この記事は2005年12月のものです) ●液晶プロジェクションテレビ 液晶プロジェクターをミラーで反射させ背後からスクリーンに投射するボックスタイプのテレビです。ミラーの角度等を工夫して大画面でも奥行きの少ないボックス型となっています。特に力を入れているメーカーはビクターでフルスペックハイビジョンモデルもあります。ホームシアターを検討されている方、広いリビングをお持ちの方はいかがでしょうか?残念ながら私の家には置けるだけのスペースはありません(TT)。 ●DLPテレビ DLP方式のディスプレイって見たことありますか?。見たこと無い?。いいえそんなことないでしょう。きっと皆さんもご覧になっていると思います。 NHKBSのニュースでキャスターの後ろにある2×3面くらいのマルチビジョン。あれがDLPディスプレイです。テレビ越しに見てもあれだけ綺麗に表示できるくらい ・明るい ・高精彩 ・高解像度 のディスプレイです。またシームレスなのでNHKのニュースに写るようなマルチビジョンとして利用でき、業務用として監視センターなどに利用されています。 DLP方式のディスプレイを日本で販売しているのは、大手では三菱電機と富士通の子会社くらいです。そして三菱電機がついに民間用にテレビとして発売しはじめました。 本当に綺麗な画面ですので機会があれば是非「生」で見てみてください。 ●薄型ブラウン管テレビ 米国のほうで話題のようです。http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20076103,00.htm サムスンとフィリップスの合弁会社が開発したようです。 米国では家が広いので薄型テレビを選ぶ必要は無いのでしょうか? ↑上に戻る ■テレビメーカの特徴(この記事は2005年12月のものです) これだけテレビ方式の種類が増えてくるとメーカーも独自色を出してPRしているようです。そんな各メーカーの特徴について説明したいと思います。ただし、これはあくまで私個人の感想です。様々なご意見があるかと思いますが、一個人の持つイメージとしてお読み下さい。 ●シャープ 液晶といえばシャープ、シャープといえば液晶、といった感じで液晶テレビでは独走状態のシャープです。 特に三重県の亀山工場で生産されるパネルはブランド化していて販売店でも「亀山工場製パネル使用!」なんて張り紙もされています。もちろん性能もピカイチでシャープ製のテレビと他社製のテレビを見比べてもやっぱりシャーブ製のほうがキレイ。 液晶テレビを買うならやっぱりシャープ!といきたいところですが価格のほうが・・・・ ※亀山製パネルは他社へOEM供給もしています。 ★主力機種・・・液晶テレビ ●ソニー 液晶でいくのかプラズマでいくのか中途半端な戦略で売上が落ち込んだソニーですが、新ブランド「ブラビア」を立ち上げ液晶(ソニーパネル)に統一して巻き返し(シャープに対抗?)を図ろうとしています。気合が入っている分なかなか良い製品のようです。ただしまだプラズマもラインナップした「ベガ」も発売されているようですし、今後どのような展開になるのか注目したいところです。 最近のソニー製品は故障が多いようで、携帯やPCをl購入した知人の愚痴をよく耳にします。テレビの分野では品質の良いものを期待したいところです。 ★主力機種・・・液晶テレビ ●パイオニア 20年以上も前からデジタル映像に取り組んでいるのがパイオニアです。レーザーディスクってご存知ですか?LP盤レコードの大きさの光磁気ディスクに記録された映像を再生できるものです(再生専用でした。高中正義がギター弾いて宣伝していました)。今ではDVDレコーダーがあたりまえですが、パイオニアは古くから製品として実現していたんですね。 そんなパイオニアの主力テレビはプラズマです(ってゆうかプラズマしかありません)。プラズマテレビでは比較的早くから取り組んでいたのでかなり良い製品を出しています。 ★主力機種・・・プラズマテレビ ●日立 元々プラズマディスプレイの開発は富士通が最先端をいっていたのですが、富士通は家電のノウハウが少ない(ゼネラルがありますが・・・)のと、日立側も薄型テレビの技術が欲しかったため両者提携し、富士通日立プラズマディスプレイという会社を発足させました。(資本比率を見ると今はもうほとんど日立ですね) プラズマに関する特許を数多く取得しており、プラズマの技術力は世界トップ。非常にすばらしい映像のディスプレイを製造しています。 当然日立の主力テレビはプラズマ。他社のプラズマと比べてみてもチョット違います。けどプラズマにこだわった結果フルスペックハイビジョンの製品化が遅れているようで、液晶に差をつけられた感じでしょうか? ★主力機種・・・プラズマテレビ ●ビクター かつてビデオデッキの規格競争でソニー陣営に勝利しVHS方式のビデオデッキで名をはせたビクターですが、テレビの分野ではちょっと苦労しているようです。 そんなビクターは他社とは違う商品戦略です。「その他のテレビ」でも紹介しましたがビクターの主力は液晶プロジェクションテレビです。このテレビサイズはナント70V型、61V型、56V型と大迫力。全てフルスペックハイビジョン対応です。これからのテレビはどーなってしまうのでしょうか? ビクターの商品ラインナップとしては液晶、プラズマも扱っています。 ★主力機種・・・液晶プロジェクションテレビ ●松下(パナソニック) プラズマテレビで世界で初めてフルスペックハイビジョン(65V型)を出したのがパナソニックのビエラです。プラズマは 高精彩、高輝度、高コントラストでしかも動画追従性が良いのでこれでフルハイビジョンならば言うことなしです。って私が感動しても予算的に・・・でも欲しい1台には変わりません。 ★主力機種・・・プラズマテレビ ●東芝 東芝は液晶テレビで勝負のようです。フルスペックハイビジョン機能を搭載した液晶テレビを販売しています。東芝の魅力って?。確かに液晶、プラズマといったディスプレイに関しては独自のものがないようですが、実は操作系の使い勝手の良さでは群を抜いているようです。これまでのテレビのリモコンは電源のON/OFFやチャンネル選択、音量調整程度の機能しかありませんでしたが、これからはテレビ自身の機能も豊富になりますし双方向通信などを使用する場合などリモコンとその反応や次々と現れる操作画面の使い勝手が良し悪しを左右することもあります。一度購入すると永い付き合いになるテレビ。操作のし易さにも注目ですね。 ★主力機種・・・液晶テレビ ●三菱電機 いまいちよくわからないのが三菱電機です。一応液晶主体でオートターンといってリモコンを向けた方向にテレビが自動的に向いてくれる機能を搭載しているようです。 どーせなら50型DLPを目いっぱい安く販売してくれればいいのに。 ★主力機種・・・液晶テレビ ●三洋電機 経営のほうは落ち着いたようですが、テレビの戦略が良くわからないサンヨーです。 プラズマ、液晶ともに扱っていますがどちらが主力なのでしょうか?だた、他社と違ってブラウン管テレビのラインナップがまだ充実しています。中国、韓国製に負けずがんばって欲しいものです。 ★主力機種・・・液晶???ブラウン管????? ↑上に戻る ■テレビメーカ毎テレビの種類一覧 主要テレビメーカで取り扱っている機種の一覧を表に示します。 (このデータは2005年12月時点のカタログに基づいています)
*1日立リビングサプライ製品 *2液晶プロジェクションテレビも含む ↑上に戻る ■モデルチェンジの時期 各メーカーともテレビのモデルチェンジは大体年2回、春と秋にされるようです。やっぱり6,7月と12月のボーナス時期に合わせているのでしょうか?テレビのモデルチェンジの場合、余程のことが無い限り大した機能追加は無いと考えて良いのですが、2005年秋のようにフルスペックハイビジョンがラインナップされるなど大きな変更があることも考えられますので買う前にはいろいろと情報集めておくことも大切ですね。 で、モデルチェンジの時期が何故問題かというと、モデルチェンジ前の機種が大幅に値引きされ安くなるからです。狙った機種があったら新製品が出るまでちょっと我慢してみませんか。またボーナス時期は販売店やネットショップなども売り出ししますのできっとお得な買い物ができることでしょう。 ↑上に戻る ■ハイビジョン対応とフルスペックハイビジョン これまでの説明で「フルスペックハイビジョン」という言葉を使って「ハイビジョン対応」と区別してきましたが、具体的に何が違うのか説明します。 これまで放送されてきた4:3サイズの放送はSD放送と呼ばれ、525iという走査線525本の放送でした。ハイビジョン放送はHD放送と呼ばれ、1125iという方式でSD放送の倍となる1125本の走査線(情報量としては4倍)の放送になります。 このハイビジョン放送1125iを完全に表示するために必要な表示画素数は 横1920ドット 縦1080ドットです。(以降1920×1080のように表記します) 実際のにはNHKのBS-hiがこの画素数で放送しています。また地上デジタルのハイビジョン放送もこの画素数です。(NHKのBS1,2は1280×960のようです) そしてフルスペックハイビジョンの機種はこの画素数全て表示できるよう1920×1080ドットの表示性能を持たせたものをいいます。 これまでのハイビジョン対応と呼ばれていた機種はどの程度の表示性能なのでしょうか?液晶、プラズマで多少の差はありますがおおよそ以下の性能のものをさしています。 液晶・・・・・・・1366×768 プラズマ・・・・1366×768、1024×1024、1024×768等 このハイビジョン対応の機種は1920×1080で表示すべき映像を各社独自の方式でそれぞれのディスプレイの表示画素数に間引くことでハイビジョンらしく表示していたのです。 注) JEITA (電子情報技術産業協会)というところで垂直方向の画素数が650を超えるディスプレーを「ハイビジョン対応」と規定しているそうです。 (All About http://allabout.co.jp/computer/av/closeup/CU20050105A/index2.htmより) ↑2006年4月13日追記 当サイトでは1920×1080ドット表示可能機種を「フルスペックハイビジョン」「フルハイビジョン」を明記しています。メーカーによっては「フルHD」と表現しているところもありますが同じ意味です。 また1366×768や1024×768等の機種は「ハイビジョン対応」と明記することにします。 「フルスペックハイビジョン」と「ハイビジョン対応」、購入の際にはご注意下さい。 ↑上に戻る ■テレビを選ぶポイント テレビを選ぶ時に決めなければいけないことや比較評価が必要なポイントをまとめてみました。 中にはあたりまえのことも書いていますが怒らない下さいね。(~~) ●予算 やっぱり先立つものがなければ話が進まない・・・ってことで最初からお金の話です。 今のテレビっていくらくらいするのか? カタログ見ても殆どオープン価格だし、パネルの種類、チューナーの種類、画面の大きさとか組み合わせが沢山ありすぎて見当もつきません。そこで代表的な組み合わせでチョット調べてみました。 (2005年12月ネット通販価格) *ブラウン管 ハイビジョン対応ワイド36型デジタルチューナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18万円前後 ハイビジョン対応ワイド32型デジタルチューナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13万円前後 *液晶 フルスペックハイビジョンワイド57V型デジタルチューナー・・・・・・・・・・・・110万円前後 フルスペックハイビジョンワイド45V型デジタルチューナー・・・・・・・・・・・・40〜60万円 フルスペックハイビジョンワイド37V型デジタルチューナー・・・・・・・・・・・・36〜50万円 ハイビジョン対応ワイド45V型デジタルチューナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45万円程度 ハイビジョン対応ワイド37V型デジタルチューナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25〜40万円 *プラズマ ハイビジョン対応50V型デジタルチューナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38〜70万円 ハイビジョン対応42V型デジタルチューナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28万〜60万円 以外とプラズマが安いですね。参考になりましたか? 中には古い機種も含まれていますのでご了承下さい。 ●画面サイズ テレビメーカーのホームページでは 「デジタルハイビジョンはきめの細かい画面なので従来のテレビよりも大きな画面で見ることができます。」と謳って大きな(画面の大きな)テレビを買わせようとしています。まぁ本当のことなんでしょうけど・・ ただ、今までのブラウン管テレビを薄型テレビに置き換える場合は注意が必要です。薄型テレビだと奥行きがない分表示面の位置が後ろに下がります。同じサイズを買ってしまうと小さくなった感じになるので一回り大きいサイズが良いと思います。「今までのテレビ(4:3)とワイドテレビの違い」にサイズ比較がありますので参考にして下さい。 ●液晶かプラズマかブラウン管か もうこれは好みの問題かと。最後に決断しても良いかもしれませんが、価格調査とか手間を考えると早いうちに決めてしまったほうが良いかもしれませんね。 ●搭載チューナー まず、ご自身の地域でどの放送が受信できるのか確認する必要があります。地上デジタルがまだサービスされてないエリアで地上デジタルチューナーしか搭載されていないテレビを買ってしまうと全然放送が受信できなくなってしまいます。またアナログ放送専用だと後々地上デジタルに切り替わった時に追加でチューナーの購入が必要になります。 地上デジタル放送のサービスエリア、サービス開始時期については社団法人 地上デジタル放送推進協会 ホームページで確認の上、購入の計画を立てて下さい。 ●ハイビジョン? さてフルスペックハイビジョンにするかハイビジョン対応にするか、それとも普通のテレビにするか。 もうこれは予算と相談しかないですよね。でもせっかくキレイな画面が放送されてくるのに普通のテレビじゃツマラナイ。じゃハイビジョン対応にするか?でもフルスペックハイビジョンもハイビジョン対応もそれほど価格は変わらないし・・・ 私個人的な考えではもうフルスペックハイビジョンでいいんじゃないかと思うのです。 ●D端子 D端子ってなんだろ?という方も多いと思います。これは録画機等から映像信号を受けるための入力端子です。端子の規格は以下に示す5種類があります。また、D端子はどの規格も同じケーブルが使用できます。お手持ちの録画機等に合わせてどのような端子が搭載されているかチェックする必要があります。 なお、D端子は映像のみなので音声は別のケーブルを用いて接続しなければなりません。 ★D1 :(480i) 640×480ドット インターレース アナログテレビ放送(NTSC)、BSデジタルのSD放送と同等の画質、DVD-Videoもこの画質です(ただし720×480で記録されている)。DVDレコーダー等ではD1を解像度の基準として「Full D1」「Half D1」などの表現が使われています。 ★D2 :(480P) 640×480ドット プログレッシブ DVDプレーヤーでプログレッシブ化機能を持つ製品はD2出力を装備してます。 ★D3 :(1080i) 1920×1080ドット インターレース ほとんどのハイビジョン放送番組がD3で放送されているのでD3端子があればまず問題無いですね。 ★D4 : 1280×720ドット プログレッシブ ほとんどのデジタルハイビジョンテレビはD4入力までの対応のようです。 ★D5 :(1080P) 1920×1080ドット プログレッシブ 薄型テレビ・プロジェクター等の高級機種にはD5入力に対応した製品があります。出力機器はプレイステーション3などごくわずかだそうです。 本項は次のサイトを参考にしました。 「ウィキペディア」フリー百科事典 http://ja.wikipedia.org/wiki/D%E7%AB%AF%E5%AD%90 ●HDMI 端子 D端子はアナログで画像のみの接続端子ですが、映像と音声(+制御信号)を1本のケーブルでデジタルのまま接続できる端子がHDMI端子です。もともとはパソコンのDVI端子をAV用途にしたものですが、著作権保護の観点から、今後ハイビジョン映像はこのHDMI端子を経由しないと受け渡しができなくなるという案もあるようです。 まだまだ採用されている機種は少ないのですが、今後のことを考えるとHDMI端子は付いていたほうが良さそうですね。 ●設置台(スタンド) 薄型テレビの場合は製品によっては本体と設置台(スタンド)が別になっていて、設置台(スタンド)が別売りとなっている場合が多くあります(特にプラズマテレビ)。よくチェックして設置台(スタンド)の買い忘れがないようにしなければいけませんね。 ↑上に戻る ■ブラウン管テレビの選び方 ●ブラウン管テレビは次のように分類できます。 ★小型テレビ ・アナログチューナー4:3画面 ・アナログチューナー4:3フラット画面(画面が平面タイプのもの) ★中型〜大型テレビ ・アナログ+BSチューナー4:3フラット画面 ・アナログチューナーワイド画面(画面サイズが16:9のもの) ・アナログ+BSチューナーワイド画面 ★デジタル中型〜大型テレビ ・デジタルチューナーワイド画面 ブラウン管テレビの場合は画面サイズが大きくなるほど奥行きも大きくなります。まず注意しなければいけないのはご自宅の設置スペースと画面サイズです。あとは「テレビを選ぶポイント」で説明した内容を確認すれば良いと思います。 ↑上に戻る ■液晶テレビの選び方 液晶テレビは種類も豊富で4:3画面20型程度のセカンドテレビから60型を越える大型フルスペックハイビジョンモデルまであります。ここでは一応リビングルームに設置するようなメインテレビを考えたいと思います。 液晶テレビを選ぶ上でのポイントは次のように考えます。 ★ハイビジョン対応かフルスペックか 2005年秋に各社からフルスペックハイビジョンの機種が発表されました。これまでのハイビジョン対応モデルと見た目どのように違うのか、素人目にははっきりとわからないのですが、やはりフルスペックのほうが良いようです。価格のほうも思ったより違いがないようなので思い切ってフルスペックのほうを選択したいものです。 ★発色数 発色についてはどうしてもプラズマとの比較になってしまいますが、液晶でも大手メーカーの主力機種ならば問題にならないほど良くなっているようです。 ★コントラスト比 液晶テレビの場合はパネルの構造上どうしてもコントラスト比が低くなってしまうようです。コントラスト比が大きくなるほどはっきりくっきり表示されるようになります。出来る限りコントラスト比の大きな機種をお奨めします。カタログ数値としては明るいリビングルームで見る場案は600:1以上のものが必要です。最近は液晶でも1200:1程度の機種も発売されています。(それでもプラズマの3000:1とか4000:1には遠く及びませんね)。 ★動画の追従性 液晶テレビの唯一の欠点がこの動画の追従性と呼ばれるものです。液晶テレビは画面全体が大きく動いたとき、各素子(ドット)が絵の切り替わりのスピードについて行けず、画面がビビビと糸を引くように表示されてしまいます。 またデジタル放送になるとMPEGと呼ばれる画像圧縮方式を採用しているため、MPEGノイズ(やはり動きの速いシーンで絵がジワーと滲むように見える)とあいまってますます見難くなるようです。 この問題に各メーカーは必死に取り組んでいるようで、最近ではシャープとソニーがこの動画追従性の評価に「パネル応答速度」を数値公開してPRしています。 ソニー「ブラビアXシリーズ」の場合・・・・・・・8msec シャープ「アクオスGEシリーズ」の場合・・・・4msec,6msec 実際にどの程度改善されているか家電販売店に見に行ったのですが、シャープ6msecのパネルでもやはりカメラがグワーと動くとザラザラ〜って感じでまだまだかな〜と思いました(ひょっとしたらMPEGノイズだったかもしれません)。私はサッカーや野球中継などスポーツ番組をよく見るので液晶にするかプラズマにするか悩み中です。 ↑上に戻る ■プラズマテレビの選び方 プラズマテレビの場合は、一時期どのメーカーも発売していましたが、開発に遅れをとって良いものを製造できないメーカは挫折してしまったようです。従って、今発売されている製品は本当に質の良いものばかりで、どの製品を選んでも失敗は無いと思われます。それでも一応製品を選ぶ上でチェックすべき仕様のポイントをあげておきます。 ★表示素子数 松下からフルスペックハイビジョンのプラズマテレビ(表示素子数1920×1080)が発売されましたが、65V型の1機種のみ。プラズマの構造上小型化はまだまだ無理のようです。 画面サイズと表示素子数は概ね次ぎのようです。 50V型・・・1366×768 42V型・・・1024×768 37V型・・・1024×720 いずれもハイビジョン対応で問題無いと思いますが、購入される際にはちょっと意識してみて下さい。 余談ですが、松下のフルスペックハイビジョンを見てきました。色、動きともに申し分なし。液晶を意識しているのか、特に動きの大きいフィギアスケートのデモ画面を写していましたがとても綺麗でした。こんなテレビが欲しいけれど、テレビを買う前に家を買わなければ床が抜けてしまうかも・・・ ★消費電力 プラズマテレビで問題なのが消費電力が大きいことです。同じサイズのブラウン管の3倍程度、液晶の1.5倍程度の電力を消費します。1日中テレビをつけっぱなしの場合、相当の電気代を覚悟する必要があります。 ↑上に戻る ■BSやCS放送を見るためには 新しいデジタルテレビの場合、殆どが地上デジタルチューナーだけでなく、BS,CSのデジタルチューナーが搭載されています。じゃすぐテレビを買えばBSや110°CSのデジタル放送がすぐに見られるの?残念ながらテレビを見るためにはアンテナの接続が必要です。(地上デジタルも同じことが言えますが。) ということでBS,110°CSデジタル放送を見るために必要な接続を説明します。 ★アンテナ 従来のBSアナログ放送で使用していたものがそのまま利用できます。ただし性能的に劣るものは交換が必要です。交換する際にはBS,CS共用のものをお奨めします。 また124(128)°CS(スカイパーフェクトTV)用のアンテナは利用できないようです。 ★ケーブル デジタル放送用の2150MHz対応というケーブルで接続する必要があります。従来使用していたケーブが対応しているものかどうかは、施工した人(業者)に確認すると良いでしょう。 ★ブースター、混合器、分波器等 概ねこれまで使用していたものが利用できるようです。 これらの詳細は「BPA 社団法人BSデジタル放送推進協会」ホームページのQ/Aコーナーで確認下さい。 ↑上に戻る ■CATVはとっても便利でお得? デジタル放送を受信するためにはテレビの購入もさることながら、アンテナの設置やケーブルの変更など付帯設備の施工が大変ですね。そこで便利なのがCATV(ケーブルテレビ)です。アナログ放送時のケーブルテレビは一度受信した映像を再度アナログで再送信していたので画質の劣化がひどかったのですが、デジタルになってからはこのようなことはまったくありません。毎月料金が発生しますが+αのメリットもあります。 ・自宅に地上デジタル、BS、CSの各アンテナを設置する必要が無い ・地上,BS,CSデジタルチューナーが無くてもデジタル放送が楽しめる(今のテレビで見れる) ・ケーブル引き込み工事費用は必要ですが、全てCATV会社がやってくれる ・CSの一部番組が見放題(ものすごいチャンネル数です) 私の家はマンションで向きが悪く110°衛星にアンテナを向けられないのですがCATVに加入してデジタル放送を楽しんでいます。 うまくアンテナを設置できない方はCATVの加入を検討してみてはいかがでしょうか? ご自宅の地域のCATV局を検索するにはこちらのホームページが便利です。 社団法人 日本ケーブルテレビ連盟 http://www.catv-jcta.jp/search_0.html ↑上に戻る ■不要なテレビの処分方法 家電リサイクル法が施行され、テレビも対象製品に指定されています。よって新しいテレビを買い、古いテレビを処分する場合にはリサイクル料と運搬料を支払う必要があります。リサイクル料はテレビの機種によって違います.。まだ新しく他の部屋で使える場合は良いのですが、2〜3年しか使用していないのに処分するのは惜しいですよね。 そんなまだ価値のある不要品を買い取ってくれる業者を検索できるサイト(ホームページ)があります。 また古いものでも無料で引き取ってくれるのか、有料となるのか判別もしてくれます。 詳細はこちらからどうぞ↓ 【不要品処分】有料処分より[おいくら]で売っておこづかいゲット! 特にお得なネット通販のショップの中には引き取りをしてくれないところもありますのでこのようなサイトを利用するのも一つの手です。 ↑上に戻る 最後までお読みいただきありがとうございました。テレビ選びの参考になりましたでしょうか? >>HOMEに戻る
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